『アドテクノロジーの教科書』を読んだよ
この数週間、お風呂で読んでいた『アドテクノロジーの教科書』を簡単に紹介します。
- 作者: 広瀬信輔
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/03/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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僕はSSP事業をやっているチームで広告配信SDKをつくったり、チームのアプリ戦略を一緒に考えたり推進したりしてます。
一応、アドテク絡みのエンジニアに分類されています。
広告配信SDK自体はアドテクの主役ではなく、モバイルアプリエンジニアの派生くらいかなと思っています。
「SSP事業をつくる」、「プロダクトをつくる」という積み重ねの中で、アドテクの事をもっと知りたくなり、この本を読みました。
本の概要
アドテクの歴史、紹介から始まり、「オーディエンスターゲティング」、「リワード広告」、「DSP/SSP」、「インフィード広告、イン◯◯広告」、「PMP」などの解説、「効果測定」の解説と事例紹介、プレイヤーやマーケットの話しとインタビューのおまけつき。
全体的に導入レベルですが、初学者には分かりやすい表現で解説されていると思います。
気にいった部分を紹介
『Chapter3 Measurement 03 リサーチと購買データを活用した効果測定の事例』
とある会社のキャンペーン効果を分析するという話しなのですが、おそらく「DSP」や「DMP」に関わるデータ分析を専門にしている人にとっては、当然な話しなのでしょうが、可視化をこんな風にしているんだなと思い、勉強になりました。
メディア(広告枠を提供する側)のお客様と「ブランディング広告」を「ネイティブ広告」として、どの様に表現したらメディアの価値を下げずに収益化を図れるか、アイデア出しをしたりする機会があるので、とても参考になりました。
(どの様に表現したらというアイデアに対し、データから推測した結果とかを提示できると、もっといいかも)
というわけで、息抜きには調度良い安価な値段で薄くて軽いので、連休中の移動時に読むには最適な本かなと思います。
次はこれらの本を読もうかな。
- 作者: 横山隆治,楳田良輝
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/12/03
- メディア: 単行本
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運用型広告 プロの思考回路 AdWords/Yahoo!/Facebook広告の効果を最大化するベストプラクティス (WEB PROFESSIONAL)
- 作者: 佐藤康夫,杉原剛,有園雄一,岡田吉弘,高崎青史,坂萩馨,西原元一,清水一樹,和泉晴之,中川雄大,畑秀一郎,渡辺晃大,杉本晃一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2016/03/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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全部薄くて風呂とか移動時に読みやすいし。